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例えば、ある街の酒屋に行って今夜飲むお酒をあれこれと吟味してるとしましょう。 店員に自分の好みを伝え、それに合ったもしくは近いお酒をチョイスしてくれる店なら問題はないのですが「酒類担当者がいない」とか、手にしたお酒はどれも「おいしいですよ」と一言で片付けられたら、あとは「ジャケ買い」か「運にまかせる」だけでしょう。 間違いのない選び方は…お客様自身の「ティスティング(試飲)」。 ですが、飲酒運転の問題から試飲を避けられる方も増えました。また勧める側も躊躇してしまっているのが現状で、特に車社会の地方ではなおさらなのです。 ![]() そんな背景から生まれたのがムード東洋という「テイスティング・バー」でした。 名前の由来は割愛しますが、気になったお酒を片っ端からテイスティングできるというシステムをベースに その中で気に入ったものを 「S」シングルもしくは「G」グラスでオーダーしたり、 さらにご自宅でも飲みたいという方はお買い求め(ラッピングも可)戴くこともできるバーとなっております。 ご自分の好みやお酒の特徴といったものを気軽に体験でき、またスタッフ(私)に聞いていただければ、さらに奥深いものもご紹介は可能です。 ティスティングは30mlで¥100(税別)からご用意いたしました。女性のお客様にはご好評をいただいております梅酒などのリキュール(ワインはありません)から 蔵元との直取引のみで構成された清酒。そして泡盛は150種類という県内ではめずらしい泡盛メインの商品構成となっております。 当初、料理は本当に簡単なものだけと考えておりましたが、専属のスタッフを招きなんとか飲食店としての業態を維持?しているつもりではございます。お酒を勉強したいという(良い意味で)酒屋泣かせのありがたいお客様から、接待、デート、歓送迎会、などと幅広いシーンにご利用戴けること、誠にありがたく思います。また、 そんな中で同じお酒を続けてオーダーするという方が極端に少ないことから、いろんなお酒に興味を持たれていることも、テイスティングバーとして冥利です。 末筆ですが、平成20年6月現在、清酒メーカー1,724蔵、焼酎(泡盛含む)メーカー273社と、約2000社が日本の酒類業界を担っております。 単純計算として、ひとつの蔵につき10銘柄発売されているとすると20,000銘柄というお酒が日本国内のどこかで今夜も愛飲されております。おそらく全銘柄を飲んだことのある方はいないと思いますし、そのなかで一番を決めるのもおかしな話だと思っています。 入手困難であったり話題の酒であったり、血眼でプレミア酒を追いかけている方もたくさん出逢ってきましたが お酒を吟味したうえで、「どう楽しむ(飲む)か」のほうが有意義なんじゃないかなと思っています。 美味しいお酒を囲んだり、飲み比べて感動したり、楽しい時間を過ごす「1つのアイテム」としてご愛飲戴くことが、私たち酒類関係者の願いです。 |
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