私は建物というものは「生き物」、コンクリートであろうと木造であろうと「生き物」。
呼吸をし、可愛がってあげれば喜ぶし、ただ放っておくだけだと悲しんだりふてくされたりします。
建物って何も言いませんが、「生き物」なんじゃないかな、などと常日頃そう考えている人間の一人です。
そんな折、荒井社長と出会い、ある木造建物をお願いし、出来栄えを見て驚きました。
それほど「木」が喜んでいるのです。学芸会では出番はまだかまだかと待っている幼稚園児のようにやっと出番が回ってきた木たちが思い切り建物で呼吸をし、喜びながら楽しげに踊っているのです。
私はそこまでの木の心、声、表情を活かすことのできる荒井社長、荒井工務所に感動さえ覚えました。
私もいろいろ建物に携わる方々を拝見してきましたが、荒井社長、荒井工務所ほど木を知り、活かすことのできる方は初めてお目にかかりました。
きっと木の気持ち、木の特性を読み取り、御施主様に喜んで頂こうという気持ちが気に伝わり、木も御施主様に喜んで頂こうという気持ちになったに違いありません。
これから建物をお考えの方、喜びにあふれた木の心に触れた建物をお考えの方は一度荒井社長、荒井工務所に連絡を入れてみてください。間違いはありません。
南 里 尚
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