はじまりのおはなし


皆様はじめまして!
私たちのレストラン、ア・ラ・ボンヌ・ママンは1998年、8月6日にオープンしました。
私たち夫婦が出会ったときからの夢がかなったわけです。当時まだ20代半ばでしたので、ただただ
一生懸命でした。みんなが幸せな気持ちになれるレストランを目指していましたが、勉強不足な点も
おおいにあったと思います。毎日楽しみながらも反省しなければならないことが多々ありました。
それでもどうにか1年2年と過ぎて行き、4年目に転機が訪れました。常々探していた、
賃貸の店舗ではない、「自分たちが思ったとおりに改装出来る自分たちのお店」が見つかったのです。
不動産屋さんの理解を得、はじめのお店の改装もお願いしたペンキ職人の友人
(その実内装関係は何でもやってくれる強い見方)や、食器を担当してくれている陶芸家の友人、
改装に必要な材料を調達してくれた常連のお客様 etc ・・・様々な方々の協力を頂き、
約1ヶ月半の改装期間を経て、2003年3月31日に移転オープンの運びとなりました。

今回のオープンに当たっては、はじめの時とはお料理のスタイルも、内装の雰囲気も、
かなり変えてみました。以前は軽い感じのものからコースまで、幅広くやっていましたが、
今回は、4年の間に培ったもの、そして私たちが本当にやってみたかったことを
思い切って表現してみたいと考えました。
その結果、ランチのセット以外は、オードブルからメインまで、好きなお料理を選べる
プリフィクスのコースのみというかたちをとることにしました。
また、コストパフォーマンスに力を入れましたので、低価格でボリューム満点です。
はじめはあまりに量が多過ぎる、とのご意見を頂く事もありました。
けれども量が多いのは、この価格で出来る限りのサービスのつもりです。
シェフ自身、食べることが大好きで、フレンチのお店に行っても物足りない、と思うことが
しばしばあったため、男性でもせっかくの食事の後でファーストフード店に走る・・などという事が
無いように、このボリュームになりました。もちろん量の多さだけを売りにしている訳ではなく、
手作りの食器やインテリア、心地よい音楽、季節ごとの花々など、食卓を彩る全てのものを
トータルで楽しんでいただくために、日々試行錯誤しています。

店名の「ア・ラ・ボンヌ・ママン」はフランス語で「家庭的な料理」とか「お母さんの味」といった
意味があります。お母さんが家族を思って作るお料理・・・心がこもっていて、ボリューム満点で、
味わい深くて・・・そんなお料理を家庭のような温かな雰囲気の中で味わっていただきたい、
という願いを込めてつけた名前です。

家族や友人と語らいながら、恋人と見つめあいながら、そして一人のんびりと・・・
どんな時も食事を楽しむ事は素晴らしいことです。一回ごとの食事を大切にするということは、
そのまま生活の全てを大切にしていることになると思います。

一人でも多くのお客様に、私たちのおもてなしによって幸せな気持ちになってほしい・・・
それが6年前のオープン以来、ずっと変わらない私たちの目標です。



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