口腔粘膜良性腫瘍

 

口腔粘膜(舌粘膜、頬粘膜、口蓋粘膜、歯肉粘膜、上下口唇粘膜)には、白色性、赤色性、隆起性、丘疹性、潰瘍性etc.等、色々な腫瘍性病変が存在しています。これらの病変を、いかに早期発見、早期治療が出来るかが、予後の良否に非常に影響を及ぼしてきます。

 

境界明瞭丘疹状の腫瘍

茎も含めて切除(外観に似合わず深い)

メスを用いて粘膜を拡大切開

筋肉の一部も含めて切除

 

口腔内の粘膜は、組織学的には、重層扁平上皮と言う非常に丈夫な組織で出来ていますが、一度この組織学的細胞配列が外傷等の物理化学的な刺激によって破壊されると、「丈夫」であるが故に増殖力が増し腫瘍化してくると言う皮肉さを持っています。良性腫瘍の間は、この様に切除すれば良いのですが、このまま放置し悪性化して来ると、生命まで脅かされないとも限りません。この様に、口腔内に何か変化が認められたら出来る限り早く検査を受けるべきです。

 

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